Jリーグで優勝の行方を左右する大一番で誤審騒動がぼっ発し、大きな波紋を呼んでいる。

 問題となっているのは、12日に行われた明治安田生命J1リーグ浦和―神戸戦。1―1で迎えた後半アディショナルタイムの浦和によるFKの場面だ。勝たなければ優勝が消滅する浦和はGK西川周作もゴール前へ上がったが、FKのキックは神戸のGK前川黛也がキャッチする。そして間髪入れず前方へフィードし、ハーフウエーラインにいたFW大迫勇也に渡ると、無人のゴールへシュートを決めた。これで神戸は値千金の勝ち点3を手にして、悲願の初優勝へ王手をかけた。

 だが、この場面では大迫がハーフウエーラインを越えていたことでオフサイドだとの指摘がSNSなどを中心に続出。そうした中で、スポーツ配信大手「DAZN」の「Jリーグジャッジリプレイ」でも検証が行われ、元国際主審の家本政明氏もオフサイドとの見解を示した。

 仮に大迫がオフサイドならば試合は引き分けに終わり、優勝争いの行方が大きく変わってくるだけに、Jリーグファンの間では議論が沸騰している。

 ネット上では「DAZN配信の映像を拝見して、前川選手→大迫選手のパスについては間違いなくオフサイドだったので、このまま勝ち点3が付く事態は問題、誤審を認めて再試合をする事が一番の解決策かなと、再試合が無理なら、誤審を認めるところから始めてください」「大迫のゴールの件、副審がハーフウエーラインがオフサイドラインになることを正しく認識していた上で大迫の位置を把握しきれていなかったなら『誤審』になるけど、副審が大畑と同じラインを走っていてオフサイドラインを誤って認識していたなら『競技規則の適用ミス』なので再試合が妥当かと」などと再試合を求める声が上がっている。

 今季のJリーグでは神戸のMF斉藤未月が柏戦で重傷を負った際のノーファウル判定など、誤審問題が頻発。シーズン終盤の大一番でまたもや誤審を巡る騒動が波紋を呼んでいる。