ドーピング違反でRIZIN出場停止中の木村〝フィリップ〟ミノル(30=ブラジル)の復帰戦が、賛否両論を呼んでいる。大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)では因縁の安保瑠輝也(28)とキックボクシングルールでの対戦が決定。この発表を〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)はどう見るのか――。
木村は6月のロクク・ダリ戦後に行ったドーピング検査が陽性で、半年間のRIZIN出場停止処分を受けた。それが解除されるタイミングに合わせての復帰となるが、現在米国の検査機関によるドーピング検査の結果待ち状態で、これが陽性だった場合には試合は中止となる。
ファン、関係者に波紋を呼んだ木村の復帰は11日に発表されたが、これに「そもそもの話が違うじゃないか!」と声をしゃがれさせて異議を唱えるのが青木だ。
RIZINが木村に科した「半年間の出場停止」という処分を取り上げ「だったら、その期間が終わる前に試合を発表するのはおかしいと思うんだよ。俺が間違っているのか?」と首をひねる。
会見での木村本人の言動などよりも、むしろ出場停止処分中に会見を行い、復帰戦を発表したRIZINの運営サイドに違和感を抱いたという。「それに目をつぶったとしても、検査結果が出る前に発表するのは順番が違うだろ。これはさすがに検査結果が出てから発表するもんであってさ」と指摘する。
これを踏まえて「結局はプロモーターが今回のドーピングの件を大ごとだと思ってないってことだよね。検査結果も含めて話題づくりに使ってるってことになるじゃん。そうなると、見ている方は今までのことが全て〝茶番だった〟って思っちゃうよね」とメガネを光らせつつ「こうなってくると、一番の被害者は木村さんだよ。だったら最初から検査なんてやる必要なかったって話になるじゃん」と大げさにため息をついた。
さらに「それはそれとして、皇治のアニキだけど…」と急に話題転換し、満面の笑みを浮かべる。皇治は大みそかの総合格闘技戦デビューに向けた練習中、左足首を負傷したことが判明。練習に協力している青木によると、それでも皇治は大みそかの出場に意欲を見せているという。
「まさかアニキ、ケガを理由に対戦相手に奥田啓介を指名するつもりじゃないだろうな…。俺はアニキには、奥田じゃなくてアリスター・オーフレイムと戦ってほしいんだ」。最後はわけのわからないことを口にし自転車で走り去った。












