ドーピング違反により半年間のRIZIN出場停止処分中の木村〝フィリップ〟ミノル(30)が、大みそかの「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)で復帰する見通しとなった。

 11日に都内で行われた会見で、因縁の安保瑠輝也(28)とRIZINキックボクシングルールで対戦することが決定。「ここからが自分との勝負だと思っているし、過去一番の練習をしている。今は自力のメンタルと、モチベーションで準備できている。筋肉量はアップしていて、体脂肪も落ちている」と薬なしでも、状態が仕上がっていることをアピールした。

 ただし、あくまで条件付きでの復帰戦となる。榊原信行CEO(59)は「(木村には)ドーピング検査を実施していて、検体を取って米国に送った段階。もし陽性が出れば、このカードは流れて、陰性であれば実現する。万が一、陽性の場合は、安保選手はほかの選手でマッチアップしたい」と説明。11月末までに、木村の出場可否が決まる予定だという。

 ただし念願の一戦に、2人ともやる気は十分だ。木村は「不安になることはない。安保選手なので大丈夫だし、安保選手だから大丈夫。蹴りも強いけど、全然大丈夫」と強調する。

 一方の安保は「ドーピングに関しては、どちらでもいい。対戦相手の俺が、それでも試合をすると言っている。木村の居場所をつくってあげているという声もあるけど、そういうつもりはない。負けた方が、RIZINを去ることになるのでは」ときっぱり。注目の一戦となる。