フィギュアスケートの北京五輪団体金メダリストでドーピング問題に揺れる女子のカミラ・ワリエワ(17=ロシア)に対し、同国内から擁護の声が上がっている。

 ロシアが独自に開催するロシアグランプリ(GP)第4戦カザン大会に出場したワリエワは、フリーで4回転トーループに失敗して転倒するなどし、まさかの4位。2022年以来となる競技会の出場だったが、表彰台に立つことはできなかった。

 そんな中、同国メディア「SPORT24」によると、同国フィギュアスケート連盟がワリエワの演技を称賛。「9月に新たなプログラムを披露してから約2か月ぶりに行うのは誰にとっても簡単なことではない。ワリエワが最適な状態にないことは明らかだが、プログラムは改善されている。ワリエワが新しいコスチュームで氷上に登場したことでさえ(コーチの)エテリ・トゥトベリーゼのスタッフが常に際立っている細部へのこだわりを示した」と指摘した。

 ドーピング問題を巡っては、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が来年1月末までに裁定を下す見通しを公表。ロシア反ドーピング機関(RUSADA)は過失はないと主張していることから「ワリエワの独自性と才能がどこにも行っていないことも明らかだ。このような能力を持った最高レベルのアスリートが、このスポーツにとどまり続けているという事実は、彼女の決意、回復力、個性の強さにとって、大きな尊敬に値する」と太鼓判を押した。