元日本代表MFで10番を背負った中村俊輔氏(45=横浜FCコーチ)がスペイン1部レアル・ソシエダードに所属する〝まな弟子〟日本代表MF久保建英(22)の変化を指摘した。

 俊輔氏は欧州チャンピオンズリーグ(CL)第4節(8日=日本時間9日)Rソシエダード―ベンフィカ(ポルトガル)戦を中継した「WOWOW」で解説を担当。試合中に久保がCKを蹴ったシーンを振り返り「前と蹴り方が全然変わっているんですよ。前は体をひねって蹴ってたんですけど、今はしっかり上半身を寝かすような蹴り方をしてて」とし「明らかにボールの質が変わりましたね」と指摘した。

 現役時代に世界屈指のFKキッカーとして知られた俊輔氏は、番組の企画で久保にFKを〝指導〟。それだけに〝まな弟子〟の変化に着目したわけだ。その上で進化したキックによって「上から(ボールを)降らせる(落ちる)ようにでき、DFとDFの間に落ちてくるボールに(味方が)頭で触れる。そういうボールの質はゴールに直結しやすい。『蹴れてるな』という印象がありますね」と解説し、太鼓判を押した。

 久保のプレースキック(CK&FK)がレベルアップしたわけだが、特に日本代表では大きな効果を発揮しそうだ。森保一監督率いる日本代表は得点率が高いFKやCKなどのセットプレーからゴールが奪えず、大きな課題で、かねてキッカーの質が問われていた。それだけに久保のキック向上は朗報。チームの得点力アップにつながるのは間違いなさそうだ。