全日本プロレスの諏訪魔と石川修司がプロデューサーを務める女子プロレス「エボリューション(エボ女)」は10日、所属のSUNNY(サニー)が現役を引退すると発表した。
都内で行われた会見で、中西光司代表が引退に至った経緯を説明。9月14日に全日本プロレス新木場大会に参戦した後、サニーは手足のしびれが悪化し救急搬送されたという。その後に精密検査を行った結果、生まれつき脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)を患っていたことが判明。このままプロレスを続けると、最悪の場合は脊髄損傷や半身不随に直結する可能性があると医師から指摘された。
本人と団体側が協議した結果、サニーは引退を決意。今後について中西代表は「リングには上がらないが、エボリューションのスタッフとしてプロレスにかかわっていく」とした。
サニーはエボ女の旗揚げ戦となった今年3月21日に東京・新木場1stRINGでデビュー。エボ女興行のほか、全日本や他の女子団体にも参戦したが、わずか13試合の出場で現役を退くことになる。
それでもサニーは「何よりも、何か大きなことがリングの上で起きたりする前でよかったなと思いますし、私の気持ちや体を尊重してくれた師匠と団体に感謝しています。今後もエボリューションのメンバーとしてサポート役に回って頑張っていきます」と前向きに語った。
一方で、サニーが抜けたエボ女所属選手は、ChiChi(チーチ)、ZONES(ゾネス)の2人だけとなる。諏訪魔は「大ごとにならずにこういう判断ができたことはプラスなこと」とした上で、「当然、サニーの考えも踏まえて新人もつくっていきたい。大会でも、何か面白いやり方があるんじゃないかなと。それはお楽しみに。前向きに進化させていくしかないですよ」。団体の底上げに尽力することを約束した。












