ボクシングイベント「3150ファイト」のファウンダーを務める亀田興毅氏(36)が抜群の行動力でまい進中だ。

 興毅氏は、都内で行われた同興行(7日、東京・大田区総合体育館)の前日計量に出席。兄弟でダブル世界王座統一戦に挑む、WBC世界ミニマム級暫定王者の重岡優大(26)とIBF同級暫定王者の銀次朗(23=ともにワタナベ)ら全選手がクリアした。

 記者会見では、将来有望なアマチュア出身選手を集めた「3150エリート」に、正林国際特許商標事務所がスポンサーとして契約したことを発表。若手ボクサーの育成に力を入れたい興毅氏は「アマエリートの選手を、ちゃんとした環境で練習させてあげたい」と力説した。

 同事務所がスポンサーとなった経緯について、大会を配信しているABEMA格闘チャンネルの北野雄司エグゼクティブ・プロデューサーは「将来有望とはいえ、(プロでの実績は)何もない若者を支援するところで、(スポンサーとの)ウマが合ったと聞いた」と話す。アマチュアで結果を残していても、プロで充実した練習環境に身を置くことは簡単ではない世界。同プロデューサーは「ボクシングは難しい。アマチュアでの実績が豊富な選手にふさわしい相手を海外から呼ぶにはお金がかかるから、スポンサーが必要だったようだ」と契約に至った経緯を明かした。

 若手育成に力を入れる興毅氏は「3150ファイト」の全国展開も目指している。重岡兄弟の地元・熊本での開催も構想中だ。「もし今回の世界戦で重岡兄弟が勝てば、来年の春に熊本でタイトルマッチをする」。野望は膨らむばかりだ。