やはり一夜では終わらない…。〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)が格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 6」(1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)にメスを入れた。

 試合直後、取材に応じて実現の行方が注目された「皇治 vs 朝倉海」をぶった切った青木。一夜明けた2日には都内でスイカバーを片手に取材に応じ「俺、急に忙しくなったからさ。早く話そうか」と通常の1・2倍速で声をしゃがれさせた。まず触れたのは、大みそかにフアン・アーチュレッタ(米国)のRIZINバンタム級王座への挑戦が決まった朝倉海だ。その展開について「俺の予想を言わせてくれ。この試合こそ、消滅だ。なぜなら、どうせ海が試合にたどり着けないから。またケガするか治らないかだろ。試合展開の予想? だから俺は忙しいんだって! ムダな仕事をさせるなよ! 7月にやっただろ。それをコピペしとけばいいじゃん」と吐き捨てた。7月の「超RIZIN.2」で同カードは一度決まったが海の負傷で中止になった。その際、青木はアーチュレッタ有利を予想し、海が状況を覆すには「打撃で一点突破して主導権を握るしかない」としていた。

 コピペしている間に青木のトークテーマはメインの「所英男 vs アラン〝ヒロ〟ヤマニハ(ブラジル)」に移る。この試合については「ヤマニハがうまく引っ張った。所さんがやりたい〝リングスごっこ〟を引き出したというか。所さんも、上下がどんどん入れ替わる展開を地元で奥さんと子供に見せられてよかったんじゃないかと思いますよ。俺もムスメシに…」とメガネを光らせた。

 さらに青木の〝標的〟となってしまったのは第1試合で日比野〝エビ中〟純也に2R2分0秒ツイスターで一本勝ちした後藤丈治だ。ツイスターとは〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)が得意とした「グランドコブラ」のこと。試合当日は死去からちょうど1年の命日で後藤は「今日が猪木さんの一周忌ということでグランドコブラが出たんじゃないかと思います」と話していた。これに青木は「プロレスも猪木会長も知らないのにそれはないだろ。アイツがやったのは猪木ムーブじゃない。〝ヨシ・タツムーブ〟だ」とよく分からないことをしたり顔で口にした。

 ここでちょうどスイカバーを食べきった青木は「あ、冷えちゃったかな…」とわざとらしく腹を押さえるしぐさを作る。さらに前夜「俺は2023年は何もせずに終わっちゃいそうだよ」などと、7日にタイ・ルンピニースタジアムで行われる予定のマイキー・ムスメシとグラップリング戦の先行きが不安になるようなコメントを残していた様子から一転「肌寒くなってきたし、俺はこれから南国に行ってくるよ、じゃあ」と言葉を残し、羽田方面に自転車で走り去った。