何とか逃げ切った。2024年パリ五輪予選を兼ねたバレーボール男子W杯初日(9月30日、東京・国立代々木競技場第一体育館)、世界ランキング5位の日本は同28位のフィンランドに3―2で勝利。苦しみながらも、白星スタートを切った。

 ネーションズリーグで銅メダルを獲得した日本は、第1セットから主将・石川祐希(ミラノ)、高橋藍(日体大)、西田有志(パナソニック)の〝イケメントリオ〟を軸に攻撃を展開し、第1セット、第2セットも連取。しかし、第3セット途中でテレビカメラをつるすワイヤーが切れるアクシデントが発生。流れが途切れたこともあり、第3、4セットを失ったが、第5セットは全員バレーでもぎ取った。

試合に勝利し喜ぶ日本代表
試合に勝利し喜ぶ日本代表

 熱戦を終えた石川は「出だしとしては勝ったので良かったと思う」と安堵の表情。ただ、後半はペースを握られたことから「1セット目、2セット目は非常に良い出だしだったけど、ミスが多かった。個人的にももっともっとパフォーマンスを上げていかなければいけないと思う」と反省点を口にした。

 今大会は3つのプールで各8チームが総当たり戦を実施。上位2チームがパリ五輪切符を獲得する。10月1日のエジプト戦に向けて高橋は「この一戦目で簡単に勝てる試合はないことが危機感として分かった。それはすごく大きい。明日から気持ちを切り替えて日本のバレーでみなさんと戦っていきた」と決意表明。この日の課題は次戦以降につなげてみせる。