格闘技イベント「RIZIN.44」(24日、さいたまスーパーアリーナ)で、元K―1スーパーライト級王者の安保瑠輝也(27)がボクシング高校6冠の宇佐美正パトリック(23)に波紋を呼ぶ判定勝ちを収めた。
1ラウンド(R)は開始早々にパトリックの左フックを受けるなど押し込まれる展開もあった安保。だが多彩な蹴りで反撃し、激しい打ち合いを展開した。リングサイドで元K―1MAX王者の魔裟斗や朝倉海、観客席ではドーピング違反でRIZINを半年の出場停止処分となっている木村〝フィリップ〟ミノルも見つめる中、2Rも両者は時に笑みを浮かべながらシバキ合う。中盤には安保が三日月蹴りやボディーを入れ、ダメージを与えることに成功したが、攻撃が下腹部に入り中断する一幕もあった。
最終3Rも激しい戦いとなる。しかし徐々に安保が押し込み、左フックで最初のダウンを奪うことに成功だ。その後、またもや強烈な左ヒザが下腹部に入り試合が中断。これでローブローとセコンドの暴言で安保にイエローカードが出された。そして再開後には腹に攻撃を集中して左ミドルでこの試合2度目のダウンを奪うと渾身の残心を取って判定3―0で勝利した。
試合後、生中継された「ABEMA PPV」で放送席に座り、解説していた久保優太は「金的もボディーに効くんですよ」と分析。その後、マイクを持った安保は「宇佐美選手に『腹が薄い』とか『心が弱い』とか言われたのを倒して気分がいいですけど、MMAの選手なのにキックで俺と対戦うけてくれて強かったです」と胸を張った。













