格闘技イベント「RIZIN.44」(24日、さいたまスーパーアリーナ)で、山本アーセン(27)がDEEPフライ級トーナメント覇者の福田龍彌(31)に無念のTKO負けを喫した。
1989年に亡くなった大スター・美空ひばりさん(享年52)の名曲「お祭りマンボ」が「そーれ、それ、それ、お祭りだ♪」と流れる中、入場したアーセンは元修斗王者でもある福田に1ラウンド(R)からスタンドでの打撃勝負を仕掛ける。パンチの攻防からカーフキックで右ふくらはぎを蹴りぬいてバランスを崩させるなど試合を有利に進めた。
2Rもスタンドでの攻防となり両者の強烈なパンチが交錯。しかし中盤以降は福田のジャブに苦しんで距離を制され、ストレートやフックを被弾して左目周辺が大きく腫れあがる苦しい展開になった。
目のドクターチェックを受けてからゴングが鳴らされた最終3Rだが、開始からパンチを被弾し続ける。なんとか片足タックルで組み付くもかわされて殴られ、レフェリーが試合を中断。さらに腫れが大きくなった目を診断したドクターが試合を止め、3R1分37秒でTKO負けが告げられた。
試合後、アーセンは〝後の祭り〟となった結末に号泣し、悔しげに福田をたたえる。一方、圧倒的な強さを見せつけた福田は「アーセン君、気持ちすげえ強かったっす。戦って、楽しんでもらえましたか? 僕もすごい楽しかったです。こうしてみんなで楽しむ感じで戦うのが好きなのでまた試合ください。オブリガード!」と叫び歓声を浴びた。この試合は「ABEMA PPV」で生中継された。











