集中力を見せた。大相撲秋場所10日目(19日、東京両国国技館)、新関脇琴ノ若(25=佐渡ヶ嶽)が幕内明生(28=立浪)を押し出して、6勝目(4敗)を挙げた。
前日に新大関豊昇龍(24=立浪)を破った勢いをそのままに、2連勝。取組後、琴ノ若は「(昨日は)内容がそんなによくなかったけど、白星にはつながった。今日は、最後まで落ち着いて対応ができた」と、この日の相撲には納得の表情を浮かべた。
明日は、カド番の大関霧島(27=陸奥)との顔合わせ。強敵との対戦が続くが「やることをやって、しっかりとやっていくしかないと思うので。目の前の一番を出し切れるように、一日一日集中するだけ」と平常心で挑むことを誓った。