国政政党「参政党」の記者会見が30日、国会内で開かれ、神谷宗幣副代表兼事務局長は松田学代表の辞任を発表した。

 神谷氏によれば、6月の通常国会終了後に党運営を巡って、松田氏と神谷氏との間で意見が対立したという。

「次の衆院選に向けての態勢を提案したが、(松田氏から)『もっと運営の問題だ』とご意見いただいた。寝耳に水だった。松田代表はずっと運営に関わっていたので、私と同じ側で説明してほしかったが、やり方はおかしいと言うので、不信感を募らせた」(神谷氏)

 その後の両者の溝は埋まらず、神谷氏は「私も辞任を視野に入れて、活動していた」と吐露。この日開かれた党運営の最高機関に当たるボード会議で、松田氏は混乱の責任を取るとして、辞任を表明した。

 残ったメンバーで神谷氏を新代表に選任した。合わせて元ボードメンバーでアドバイザーの赤尾由美氏の退任及び衆院選の公認取り消しも了承された。

 松田氏は元衆院議員で、神谷氏とともに参政党を立ち上げ、昨年の参院選で国政政党を誕生させた。自身は比例代表で落選していたが、党代表に就任。神谷氏とともに党運営に当たっていた。

 
 神谷氏は「自分が辞職すれば問題が解決するかなと思ったこともあったが、体制を維持していくにはすべて見てきた自分がやらないといけないのではないかと。私が抜けた場合は参政党が参政党でなくなる。仕事を続けていく決断をした」と話した。