前橋市初の女性市長が誕生してから約1年半――。前代未聞のラブホテル密会報道に同市の商店街からも落胆と失望の声が上がっている。

 小川晶前橋市長(42)をめぐっては24日、「NEWSポストセブン」で配偶者のいる同市幹部職員との複数回に及ぶラブホテル密会が報じられた。小川市長は「誤解を招く軽率な行動だったと深く反省しています」と認め陳謝したが、男性との男女関係については否定。26日には非公開の会合で続投の意思も示した。

 続投の意欲が報じられると、世間からは総ツッコミを受けた。しかし、最も怒りに身を震わせているのはなによりも前橋市民だ。9つの商店街で構成される同市の繁華街・前橋中心街では小川市長への不満が続出。市長選で小川市長に投票したという飲食店店主の女性は「本当に情けないですよ」とため息。「弁護士やって県議もやって。一番やっちゃだめなことだって分かりますよね。『これだから女は』って言われちゃいますよ」とぶ然とした様子で語った。

 同じ女性市長では、静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴詐称疑惑が話題となった。

「伊東市に続いてって市民は呆れてます。私達も今、相談ごととかグチを話すときに『待ってその話はラブホでしよ』とかってふざけて言ってるから。ほんとひどいよね」と肩を落とすと、別の店主男性は「ラブホの街、前橋!」と声高々に自虐した。

 同商店街では、来年度から大規模な再開発が始まる予定だ。安定した市政がなにより求められているだけあって、ため込んでいた小さな不満がポツポツとあふれ出た。「この間も市の団体のあいさつを市長がやってたんだけど、全然下手なの。元弁護士なのに話せないねって皆で言ってたんです」(別の店主女性)

〝地域愛〟も不足していると話す。「近くに事務所があるってのもありますけど、山本龍前市長は地域密着型で、お店に顔を出して我々ともコミュニケーションをとってくれるんです。小川さんはそういうタイプではなくて、街に出てくるというイメージはないですね。たまに歩いてるのを見ることはありますけどね」(飲食店従業員)

 市役所には、合計で2000件にも及ぶ苦情や無言電話が殺到しているという。悲痛な市民の声をどう受け止めるつもりなのか。