日本サッカー協会の田嶋幸三会長(65)が、韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督(59)が日韓戦の定期開催を要望したことについて今後の方針を説明した。

 3月に就任したクリンスマン監督は、今後のチーム強化の〝柱〟として、日本代表との定期戦開催を提案。韓国紙「スポーツ京郷」などによると、会見で「(韓国)協会に韓日戦をできるだけ早くやってほしいと要請した」と明らかにした。

 さらに「私が就任してから協会に韓日戦を何度も要請した。日本とできるだけ早くマッチアップできるようにしてほしいと言った。必ずしもAマッチでと私は言っているわけではなく、日本と毎週でも試合をしたい」と国際Aマッチデー以外の選択肢も含めて、頻繁に日韓戦を開催したい意向を正式に表明した。

 これに対して、22日に取材に応じた田嶋会長は韓国側からの日韓戦の要請について「直接はありません。つい最近も(女子W杯が行われた)オーストラリアで韓国の方と会ったし、(韓国協会の)鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長とも先週会ったが、その話はまだ聞いていない」と正式には受けていないとした。

 その上で「本当に日韓戦ができるのであれば、非常に相手としては我々もありがたいし、(日本代表の)森保監督も強いチームとやりたいということだと聞いているので」とアジアの宿敵韓国との対戦実現を〝歓迎〟した。

 だが、今後は2026年北中米W杯アジア予選も始まり、日程的に国際親善試合が組みづらくなる事情もあり「これからどんどん予選が始まっていく中で、フレンドリーマッチでそういうところとやれる日があるのか自分の中では思いつかない」と実現にはハードルがある点も指摘した。

 日韓戦の定期開催が強化の選択肢になるのか、今後の動向から目が離せない。