ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は3人の子供の教育のため、家庭内では刺激的で感情を揺さぶる言葉を使わないようにしている。その最たるものがヘンリー王子の回顧録の題名でもある「スペア」だという。18日に英紙エクスプレスが報じた。

 皇太子夫妻には英国王位継承順位で第2位、第3位、第4位となる3人の子供(ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子)がいる。ある王室専門家は、教育熱心なウィリアム皇太子は子供たちがその意味さえ理解していないにもかかわらず、子供たちをこの言葉から守るために非常に神経質になっていたという。

 王室評論家のキンゼイ・スコフィールド氏は「ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、世継ぎと「予備」のサイクルを断ち切る決意を固めている」と語った。きょうだいが皇太子とヘンリー王子のような関係にならないよう神経を使っているというわけだ。

 さらには「皇太子の家庭内では、1人以上の赤ちゃんを表現するために『スペア』という言葉が発せられたことはないと思います。彼らは愛情深い大家族を持ちたいのです」

 英王室専門番組「トゥ・ダイ・フォー・デーリー」の米司会者キンゼイ・スコフィールド氏は、3人の子供たち全員にそれぞれの重要な役割を確実に理解してもらうため、夫妻はジョージ王子と同じようにシャーロット王女とルイ王子にも王室としての義務感を植え付けようとしていると語っている。

 また「皇太子夫妻は王室の責任を自分たちの仕事を通して子供たちに教えている。王室の大規模な行事の際、子供たちがいかに落ち着いて準備を整えているかに気づくでしょう。たとえばシャーロット王女は自分の家族と責任に大きな誇りを持っていることがわかります」と指摘した。自分のような〝兄弟の悲劇〟を繰り返さないよう、皇太子はき然とした態度で王室継承者としての教育を施しているようだ。