新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」9日浜松大会のDブロック最終公式戦で、内藤哲也(41)が棚橋弘至(46)から5勝目を挙げてブロック1位で決勝トーナメント進出を決めた。

 ここまで4勝2敗の内藤は最終戦で勝てば突破、引き分け以下なら脱落の条件で棚橋と激突した。ハイフライアタックからハイフライフローを狙われたが、両ひざで迎撃。首固めの連発にもカウント3は許さない。

 引き分けでも勝ち上がることができない内藤だが、残り時間3分を切ってもなかなか攻勢に出ることができない。スリングブレイド、ダルマ式ジャーマンとなおも棚橋の猛攻にさらされる。それでもトゥエルブシックスを阻止すると、ドラゴン式張り手に唾を吐いて応戦。トルネードDDTの要領から丸め込むスイング式首固めで大逆転の3カウントを奪ってみせた。

 劇的勝利でブロック1位通過を決めた内藤は、準々決勝(10日、船橋)でAブロック2位のヒクレオと対戦することが決定した。試合後のリング上では「今日の勝利でDブロック1位通過することができました。明日の船橋大会から始まる決勝トーナメント、内藤はどこまで勝ち上がることができるのか…その答えはもちろん! トランキーロ、あっせんなよ。今年のG1クライマックスの行方を皆さま、楽しみにお待ちください」とマイクアピール。最後は「ロスインゴベルナブレス・デ・ハ・ポン!」の大合唱で大会を締めくくった。

 公式戦の消化が一番遅いDブロックの代表者は、最終公式戦翌日から決勝トーナメントが始まるハードスケジュール。それでも内藤は「ダメージがあるぶん、なかなか厳しい戦いが続くと思いますが、LIJの誇りを胸に一戦一戦戦っていきますよ。明日の対戦相手はヒクレオ。初めて対戦するな…楽しみだな」と不敵な笑みを浮かべ、6年ぶり3度目のG1制覇を誓っていた。