水泳の世界選手権最終日(30日、マリンメッセ福岡)、競泳女子400メートルメドレーリレー決勝が行われ、日本(白井璃緒、鈴木聡美、相馬あい、池江璃花子)は3分58秒02で6位。予選は8位通過だったが、土壇場で意地を見せた。

 アンカーの池江はリベンジに燃えていた。「私は予選が終わった時点で、メンバーを変える話が出た。自分で勝ち取った決勝に出られないのは悔しいと思った」。第3泳者の相馬が6位で池江につなぐと、ライバルの猛追にあいながらも順位を死守。「出るなら絶対にタイムを上げてやろうと思っていた。悔しさを結果に出せてよかった。気持ちも体も完璧じゃないが、チームのために最後の最後までやった」と笑みを浮かべた。

 6年ぶりの世界選手権で7種目13レースを泳ぎ切った。しんどくないと言えばウソになる。心技体で苦しい状態だったものの、今の力を出し切った。「すごく満足した8日間だった。チームと観客、テレビの前のみなさんに少しでも楽しかったと思ってもらえれば」と振り返った上で、来年のパリ五輪に向けて「いい刺激になった。今まで経験したことのない経験ができたし、いろんなことを学ぶことができた」と手応えを口にした。

 さらなる飛躍へ、貴重な経験を未来への糧にする。