格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.2」(30日、さいたまスーパーアリーナ)で、令和猪木軍の〝ファットニンジャ〟ことイゴール・タナベ(23=ブラジル)が阿部大治(31)戦で見事一本勝ち。RIZINデビュー戦を白星で飾った。
日系ブラジル人のタナベは3年連続全日本ブラジリアン柔術日本一。故アントニオ猪木さん(享年79)の第2の故郷であるブラジル出身ということもあり昨年12月に参戦した追悼イベント「INOKI BOM―BA―YE×巌流島in両国(猪木祭り)」では令和猪木軍の一員としてメルヴィン・マヌーフ(オランダ)に勝利するなどMMAでもデビュー2連勝を飾っている。
この日はウエルター級で阿部と対戦。しかしMMAでの経験豊富な阿部に課題のスタンドの攻防で苦戦を強いられる。積極的に攻撃を繰り出すものの防御され、相手の攻撃を多く被弾。得意のグラウンドに持ち込もうとタックルを仕掛けるバックを狙うも立ち上がられるなど苦戦を強いられた。
しかし1ラウンド終盤に相手の右脚に絡みつき、そのまま下から左腕で右かかとを狙いヒザを壊しにかかる。これはいったん足を抜かれたが、今度はすぐに右腕で捕まえて一気にねじり上げてヒールホールドでタップを奪い、開始から4分34秒で勝利した。
雄たけびをあげたタナベは「きつかったですね。でも、本当に楽しかったです。勝利は全部、奥さんのおかげです」と笑顔。試合を「意外とパンチとか見えて、タックルとかもできて勝って良かった。自分の形に持っていけていなかったので心配だったところもありましたが、最終的には自分の得意なきめで決められて良かったです」と振り返る。さらに「10月中に試合がありましたら、ぜひ組んでください。地元が三重なので近くでやらせてもらいたいです」と続いて「RIZIN LANDMARK 6」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)への出場を熱望した。












