21日は水の事故が相次いだ。三重県津市では海で泳いでいた男子中学生(14)が溺れて行方不明になり、発見されたものの死亡が確認された。福岡県宮若市の犬鳴川では遊泳中の小学6年の女児3人が流され、消防がいずれも水中に沈んだ状態で発見して引き上げたが、3人の死亡が確認された。県警や宮若市によると、周囲に大人はおらず、3人を含む計8人の子供たちだけだった。

 自然の海や川では予想外のアクシデントが起きることがある。底が見えない海では、不意に深みにはまったり、潮流に流されるなどの事故が起きやすい。潮の満ち引きで水位が変わるので要注意だ。

 さらに岸から沖に向かう強い「離岸流」という流れに乗ってしまうと簡単に沖まで流される。離岸流の幅は20~30メートルとそう広くはないが、速いところで秒速2メートルにもなる。この流れに逆らって泳ぐと、体力を消耗して事故につながりやすい。

 ダイビング関係者は「もし流されたと分かった場合は、岸に対して平行に泳げば抜け出せることがあります。また、離岸流はある程度のところで流れがなくなるので、平行に泳いで抜け出せなさそうならば、流れには逆らわず体力を温存しておき、助けを待つか、流れがなくなったところで自力で戻るかするのが有効でしょう」と指摘する。

 河川は上流部から小さな河川が合流を繰り返しながら、大きな河川となり、海に流れる。川遊びする場合は上中流となるが、川は岩などの障害物が多く、流れで頭をぶつけることがある。また、急に足がつかない深さになる場所がある。水の勢いで足をすくわれるので、ひざより深ければ要注意だ。