悲願達成はなるか。大相撲名古屋場所5日目(13日、愛知県体育館)、元大関の幕内高安(33=田子ノ浦)が幕内平戸海(23=境川)をはたき込んで無傷の5連勝。取組後は「組み止めるのが万全ですけど、相手を押し込むことができた。(体の反応は)少しずつ上がってきている」と手応えを口にした。

 昨年の名古屋場所はコロナに感染した影響で全休を余儀なくされた。2年ぶりとなる出場に「久々の名古屋場所で応援してもらいえるのは励みになる。つまらない相撲だけは取りたくない」と気合を入れて臨んでいる。

 序盤の5日間を終えて、全勝は高安、新入幕の豪ノ山(境川)、幕内錦木(伊勢ノ海)の3人。これまで何度も賜杯の目前で涙をのんできた男が、悲願の初優勝へ突き進む。