ビジュアル系ロックバンド「THE DEAD P☆P STARS」(ザ・デッド・ポップ・スターズ=dps)のリーダーKENZIが先日、東京・目黒鹿鳴館で特攻服GIGを開催し、観客を1990年代にタイムトリップさせた。
「鹿鳴館は思い出のつまりまくった箱です。胸いっぱいの気持ちを吐き出せました」
2階席で歌ったり、飛び降りたり、ステージから野菜をバッドで打ったりと多くの伝説を生み出したKENZIは1990年にビジュアル系バンド「かまいたち」でメジャーデビュー。最初、登竜門だった鹿鳴館の出演審査は不合格だった。
「かまいたちでデモテープを送ったら、『うまくなってから』と言われました」と振り返る。
反骨精神で、実力派アーティストに成長したKENZIはかまいたち解散後は、ボーカルを務める「アンチフェミニズム」とdpsで活動。ステージ衣装に特攻服を導入したパイオニアだ。おそろいの特攻服をまとったバンギャたちは、タカラジェンヌを出待ちするファンのように礼儀正しい。
KENZIは7月3日、株式会社スターエンターテインメントを設立した。歌舞伎町で18年間営む「スター☆カフェ」の飲食事業、そして新しいレーベルを一社に統合するという。9月7日には歌舞伎町のHOLIDAY SHINJUKUで会社設立パーティーを開催する。「僕らしいはちゃめちゃなパーティーにします」とアピール。
また、KENZI&アナーキスト30周年企画クラウドファウンディング「ぴぱんくぅを現実の世界で暴れさせたい」で目標額の223%を達成した。「ぴぱんくぅ」とは、KENZI考案のキュートなキャラクターで、ぴぱんくぅ星に住んでいる、板チョコが大好きなわがままな女の子。
「変身願望、子供の頃からの夢が実現して嬉しいです。僕は真っ直ぐな熱い魂を注ぎ、自分のできることで恩返しがしたい。全国のお子さまからおじいちゃん、おばあちゃんまで、みんな待っててください。ぴぱんくぅが行きます。まずは18年間営むスター☆カフェがある歌舞伎町の大掃除から始めます。そして、トー横キッズの良き人生相談者にもなりたいです。最近の若い子は、路上で酔い潰れた仲間を介抱しない。仲間が酔い潰れていたら、お水とかポカリを昔は買ってきてあげたのに」
この男からますます目がはなせない。











