昨年の「キングオブコント2022」で3位となったお笑いトリオ「や団」が、今月13日に単独ライブ「高円寺リベンジ」を東京・杉並区の座・高円寺2で開催する。や団は本間キッド(40)、中嶋享(41)、ロングサイズ伊藤(42)の3人組。単独ライブのタイトルには特別な意味があるという。そんなや団にライブへの意気込み、さらに今年のキングオブコントにかける思いを聞いた。

 ――単独ライブのタイトル「高円寺リベンジ」の意味は

 中嶋 去年の7月、ちょうど1年前に同じ場所でやったんですが、お客さんの入りが悪くて。100席余った。

 伊藤 キャパが250で100席余るという。

 本間 でも舞台から見ると、意外に入ってると思いました。うまく真ん中辺りに座ってくれて。

 中嶋 ただかなりの赤字が出てしまって。

 ――その後、キングオブコントで3位。今年の売れ行きは違った?

 本間 はい、即完させていただきました!

 中嶋 秒で完売です。でも去年、頼んで来てもらった人が今年は来られなくなって不平不満が…。

 伊藤 去年、集客に苦戦して、中嶋さんが手売りして。中嶋さん、ラーメンが好きなので、ラーメン屋の知り合いをメチャメチャ呼んだんです。会場、ちょっとラーメンくさかった。

 本間 床、ヌルヌルしてました。

 伊藤 今年はおかげさまで完売しましたが、配信があるんで、そちらを見ていただければ。

 ――キングオブコントの効果は大きかった

 本間 断トツで影響力がありました。今年の単独は即完だし、あと有名な芸人さんが僕らのことを知ってくれた。あと事務所の先輩であるハリウッドザコシショウさんに初めてホメられたのはうれしかったですね。居酒屋で号泣しました。

 ――どんな感じでホメられた?

 本間 僕、ツッコミなんですけど、最初はバイきんぐの小峠英二さんのモノマネみたいなツッコミばかりしてて、「そんなんじゃダメだ」って言われてた。「いろいろ悩んだかいあって、オリジナルなツッコミになってた。バカっぽくて面白くなってた」と。

 伊藤 バイきんぐさんが優勝したら、ソニーの芸人はみんなツッコミが小峠さんっぽくなった時期があるんです。

 本間 小峠さんの影響を受けすぎて、小峠さんになっていた時期がありました。あれくらいパワーがあった方がいいんだ、と思ってツッコむと小峠さんみたいになる。

 ――昨年披露した、スコップで人を埋めるコントが話題に

 本間 最近は毎週日曜に営業に行くことが多いんですが、必ずスコップをギターケースに入れて持っていく。飛行機に乗ると、どぶろっくさんとかお見送り芸人しんいちとか、ギター芸人と並んで荷物預けて。

 ――そのままでは運べない?

 中嶋 飛行機と新幹線は物騒なんでギターケースで。ギターに見せかけて僕が運んでます。

 ――売れない時期が長かった

 本間 ホント、芸人と言っていいのか?と。職務質問されたら「フリーター」って言ってました。バイトで稼いだおカネが、ほぼ月収で。

 ――もうお笑い一本で生活できる?

 本間 それがギリギリで…ムラがあるんですよ。

 伊藤 大丈夫な月もあれば、「アレ~」っていう月もあって。

 本間 その「アレ~」って月が、まさに今月…。

 ――事務所の先輩であるバイきんぐや錦鯉、賞レースで人生を変えた芸人を間近で見てきた

 本間 だから今年は優勝したい! まずは絶対に決勝に行って、爪痕を残さないと。

 ――ライバルは

 本間 コットンですね。去年、同点で最終ステージに上がって、1点差で負けて彼らが2位で僕らが3位。そしたらコットンは今、テレビに引っ張りダコですから。 

ライバルに挙げたのは…
ライバルに挙げたのは…

 やだん 本間キッド、1982年12月23日生まれ、埼玉県出身、本名・本間徹哉。中嶋享、82年6月23日、埼玉県出身、本名同じ。ロングサイズ伊藤、81年3月22日生まれ、神奈川県出身、本名・伊藤和希。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。2007年結成。「キングオブコント2022」3位。7月13日に単独ライブ「高円寺リベンジ」を開催。チケット完売のため、配信視聴チケットを2500円で現在発売中。視聴期間は7月15日午後6時から23日午後11時59分まで。購入URLはhttps://tiget.net/events/250032。