9人組アニソンダンスグループ「リアルアキバボーイズ」(RAB)が、初の日本武道館公演「リアルアキバボーイズ日本武道館 ―レペゼン秋葉原―」(10月4日)を開催する。今回は現役高校生であり、数々のダンスバトル大会でも結果を残し続ける最年少メンバー、龍を直撃。グループ加入後の変化や、武道館への率直な思いを聞いた。

ポーズを決める龍
ポーズを決める龍

 ――そもそものダンス歴は

 龍 3歳からやっています。家族でよくディズニーランドやディズニーシーに行っていて、そこでショーダンスを真似ている僕を見た母親が、ダンスに通わせてくれたっていう感じですね。

 ――いつダンスに手ごたえを感じた

 龍 長く続けられると思ったのは、ダンスバトルで勝ち始めた時です。特に小3の時は、自分で言うのもなんですけど〝無双〟ってくらい一年中勝っていたので。

 ――現在はアニメ・声優オタクに。きっかけは?

 龍 もともとアニメは好きだったんですけど、サブスクで見た「るろうに剣心」にハマって。そこから名作を〝掘る〟ようになりました。

 ――その流れで声優ファンに

 龍 声優の水瀬いのりさんのラジオを聞いて、「こんなに面白いのか」と思ってからはドハマリでしたね。最近は考えたくないくらい散財しているので、気にしないようにしています(苦笑)。

 ――RABの存在を知ったのは?

 龍 僕が以前「踊ってみた」動画を上げていた時から存在は知っていました。イベントで一緒になった(メンバーの涼宮)あつきさんと、写真を撮ってもらったこともあります。その頃で小1だったかな。

 ――2022年に加入した時はやはりうれしかった

 龍 そうですね、RABはアニソンダンス文化の始まりだし、やっぱり〝トップオブトップ〟なので。

 ――先輩たちから学ぶことは多い?

 龍 たくさんあります。メンバーそれぞれの視点も、長年の経験も勉強になるし、ダンスの幅は間違いなく広がりました。手厚く教えてもらっているし、甘えさせてもらっているなと思います。

 ――加入後印象が変わったメンバーは

 龍 それはゾマ(やかじゃない!)さんですね。最初はちょっと怖い人かなって思っていたんですけど、知れば知る程熱くてめちゃくちゃいい人で、印象はガラッと変わりました。

 ――ダンスバトルでも結果を残しているが、ライブとは意識も違う?

 龍 全然違います! バトルではよりマニアックな部分が注目されますけど、ライブは伝わりやすさや格好良さが重視されるので。ただライブの中でもこの1曲に懸けたいって時はバトルのスイッチに切り替えて、ベストなムーブに挑戦しています。

 ――4月の東京ドームシティライブの中で、武道館公演が発表された

 龍 超ビックリしました。夢がかなった人が「信じられない」ってコメントすることがありますけど、僕も最初信じられなかったんですよ。それでもあつきさんが泣き始めて、直後の曲で1人目だったゾマさんがすごいムーブをしているのを見て、「やるんだ!」と思って。

 ――グループとしての長年の悲願だった

 龍 だから気合はすごいですね。今は皆武道館のために生きてます。

 ――家族や友人も驚いているのでは?

 龍 やっぱり「武道館!?」ってなります。アーティストの方ならまだしも、〝ダンス〟で武道館はすごく珍しいので。

 ――アニメ関連のイベントも行われる舞台だ

 龍 実は僕が推してるユニットとRABで、ライブのキャパの成長具合がほぼ同じだったんです。武道館も僕らが後を追うのかなと思っていたんですけど、「やばい、こっちが先に立っちゃう!」ってなって(苦笑)。

 ――うれしさが強い?

 龍 ただ今回の武道館は、ROOTS(初期メンバー5人の総称)のための舞台がようやく整ったんだっていう思いが強くて。その5人への「おめでとう」が強すぎて、まだ実感がないんですよね。当日はRABの名前、そして5人の大舞台を汚さないようにパフォーマンスしようと思っています。

 ――では個人的に注目してほしい部分は?

 龍 ROOTSのための舞台という意識はありつつ、僕は2つの先輩ユニットにソロで立ち向かわないといけないので。他のメンバーにはできない部分も見せて、「龍がRABに入って正解だったな」って多くの方に思ってもらいたいです。

 ――最後にファンへメッセージを

 龍 僕がRABに入った意味は、新しい風を吹き込むことと、グループを未来につないでいくことだと思っています。そのために僕も成長していくし、RABは一生〝死なせない〟ので、安心してついてきてほしいなって思いますね。

龍の目の奥にはやる気がみなぎっていた.
龍の目の奥にはやる気がみなぎっていた.

りゅう 2006年生まれ。アニソンダンスグループ「REAL AKIBA BOYZ」の最年少メンバー。幼少期から数々のダンスバトル大会で結果を残し、22年にグループへ加入。現在は10代を中心とした新チーム「REAL AKIBA JUNIORZ(ジュニオールズ)」のメンバーも兼任する。

公式「X」(旧ツイッター)は【https://twitter.com/RAB_RYU】から。