【女子ボートレーサー・インタビュー 米丸乃絵(22=福岡)前編】

 ――デビューから3年。ここまでの選手生活を振り返って

 米丸 もうちょっと早く強くなりたかったんですけど、物足りないですね。安定して強くなりたいなと思います。成長を実感する部分は、悪くても立て直そうとする力ですかね。前より落ち込むことが少なくなったと思います。感性はあんまりないんですけど、ちょっとずつ〝こうじゃないかな″という感じでやれるようになってきました。

 ――普段のレースで心がけていることは

 米丸 自分の中でできていないことや前節の中でできなかったことを目標にして行って…。そういうのの積み重ねです。同じ失敗を繰り返さないように目標を持ってから行くようにしています。

 ――アピールポイントは

 米丸 本当に握ることしかできないので…(笑い)。特に福岡とかでは強みになると思うので、そこはもっと伸ばしていきたい。まだまだ練習とかでも「まだ遅いね」と言われるので。

 ――握ることの原点

 米丸 そこは師匠の永田啓二さんの影響です。デビューした時から全速ターンの練習しかさせられなかったんです。最初は〝絶対できない″と思っていたんですけど、やってみたらできるもんで(笑い)。養成所の時に骨折してから、握るのが怖くなっていて…。デビューしてからも基本旋回すらできないような感じでした。

 ――師匠・永田啓二との出会い

 米丸 デビュー戦とお盆レースで一緒で親切だし、教え方がめっちゃ分かりやすかったんです。すぐ自分からお願いしました。最初は握ることばかりだったけど、今はさすがに臨機応変になってきました(笑い)。今は差しとかまくり差しも練習しようか、となってますね。

 ――師匠の存在は

 米丸 めちゃくちゃデカいです。もう本当に感謝しかないですね。あんなに教えてくれる人はいないと思います。

 ――昨年6月の若松GⅢオールレディースでデビュー初優出

 米丸 とりあえずうれしかったです。でも遅かったですね、もっと早く優出したかった。優勝戦は経験して良かったと思います。いつものレースと全然違いました。

 ――2024年後期適用成績は大幅に勝率もアップ。要因は

 米丸 ずっとやってきたことがやっと実ってきたという感じですかね。スタート力が上がったのも要因の一つかも知れません。前より見え方が分かるようになってきた。「この見え方で、ここまで行けるんだ」っていうのが分かってきました。