自民党は大阪府連の立て直しに向けた支援組織「大阪自民党刷新本部」会合を30日、党本部で開催。終了後、来週から次期衆院選の候補者予定となる支部長を大阪10選挙区で「一括公募を行う」と発表した。
今年4月の統一地方選で自民党は、大阪で強固の地盤を持つ日本維新の会に大阪府知事、大阪市長、府議会、市議会で過半数を抑えられてしまい大惨敗した。同刷新本部は本部長を務める茂木敏充幹事長を中心に、党執行部主導で大阪選挙での改革に取り組んでいる。
「大阪は大塚高司事務総長を中心に、党本部の方からも職員2名を派遣しています。事務局の体制も整備してきている。大阪の刷新はスピード感を持って具体的な対策を実施していかなければならない。維新の方は(政治家や衆院選の候補者に)相当のノルマを課して運動をしている。『朝立ちをしろ、1日に(支援者を増やすために)何軒まわれ』と相当の運動量であるのは間違いない」と茂木氏は危機感を示した。
大阪で劣勢が続く自民党は現在、大阪19選挙区のうち11選挙区で支部長が決まっている。残りの4選挙区は公募中。一括公募は、支部長が決まっている選挙区と公募中の4選挙区を合わせて10選挙区で実施するという。
会合では7月中に新支部長を決める方針が確認された。一括公募は現在の支部長たちも応じることが可能だという。
しかし、茂木氏は会合終了後「活動状況や選挙結果、(選挙)情勢分析を見ても、厳しい対応を取らざるを得ない状況にあります」と、現在の支部長を差し替えることもあり得ると説明した。
永田町関係者は「大阪で維新に対抗するために自民党は現支部長を差し替えてでも、数年単位で取り組む必要が求められています。しかし、維新が強い大阪で、支部長に公募してくる優秀な人材が集まるかは不透明です」と語った。












