立憲民主党の岡田克也幹事長(69)は28日、国会内で報道陣の取材に対し、離党届を提出した徳永久志衆院議員(比例近畿)について言及した。
徳永氏はこの日、滋賀県大津市内で会見を開き開、岡田氏に離党届を提出した理由を「(立憲の)国会対応に違和感を覚えた。内閣不信任案は出すべきではなかった」と説明した。
次期衆院選で滋賀2区の公認候補に決まっていた徳永氏は離党届を提出したことで、当面は無所属で活動するという。
岡田氏は徳永氏が離党届を提出したことに「厳しい対応は避けられない。責任は重い」と厳しく批判。今後の対応は7月4日の常任幹事会で諮り、除名を含む重い処分が下されると見られている。
立憲は6月9日に松原仁元拉致問題担当相が、次期衆院選の小選挙区定数「10増10減」に伴い新設された東京26区からの立候補を望んだが、立憲の東京都連との協議が折り合わず離党した。
岡田氏は国会で徳永氏をめぐる問題で対応した後、東京・立川駅北口デッキで大河原雅子衆院議員と街頭演説を開いた。
「12月は(国民への)負担(増税)の話が出てきます。その前に秋に選挙か、(岸田首相は)解散してしまうのかなと私は思っています」と岡田氏は演説で岸田内閣の政権運営を批判。徳永氏の離党届問題は一切触れなかった。
立憲議員は相次ぐ離党騒動について「10増10減に伴う初めての衆院選は無所属で出るよりも組織票を持つ候補の方が当選の確率が高い。それなのになぜ徳永氏は離党したのか。仮に無所属で衆院選に立候補しても勝てる見込みがあったのか、それとも今後、ほかの野党の協力を得て次の選挙に出ようとしている。後者のほうが気になります」と指摘した。












