スケートボード・ストリートの2024年パリ五輪予選第3戦(イタリア・ローマ)で国際大会初優勝を果たした女子の赤間凜音(14)は、大一番で圧巻のトリックを披露した。
2位で迎えたベストトリックの最終5本目では、会場で一切練習していなかったという「フロントサイドフィーブルグラインド・180アウト」(手すりを後輪の車軸に斜めにかけて滑り、体を180度反転する技)に挑戦した。「他にやるのがなかったから、これしかないかな」とぶっつけ本番だったが、成功させて90・07点の高得点をマーク。合計263・90点で頂点を奪取し、27日に行われた成田空港での帰国取材では「決まると思ってなかったのでびっくりした」と笑顔で振り返った。
前回の東京五輪は惜しくも代表から落選した一方で、ライバルの西矢椛(サンリオ)が金メダル、中山楓奈(ムラサキスポーツ)が銅メダルを獲得。かつて赤間は「日本人だからすごくうれしかった」と喜びを口にしつつも「自分もそこにいたらどうだったんだろうなと思って悔しかった」と吐露していたこともある。
だからこそ、パリ五輪にかける思いは人一倍強い。「パリ五輪は絶対に行きたい大会。目標みたいな感じ」ときっぱり。その上で「予選の大会がまだまだあるので、そこで誰が勝つかで今後の代表が決まってくると思うので、まだ気は抜けない」と決意を新たにした。
女子日本勢の出場枠は最大で3。狭き門ではあるものの、代表の座を必ずつかみ取る覚悟だ。










