女子テニスの加藤未唯(28=ザイマックス)が、新たな〝パートナー〟を探している。

 加藤は4日に行われた4大大会・全仏オープンの女子ダブルス3回戦で相手コートへ向けて返した球がボールガールに直撃し、審判はいったん警告を発しながら、対戦相手のマリエ・ブズコバ(チェコ)とサラ・ソリベストルモ(スペイン)の抗議で判定が覆って失格となった。

 謎の裁定に疑問が噴出する中、ティム・プッツ(ドイツ)と急造コンビを結成し、8日に全仏の混合ダブルスを制覇。失意のどん底からの歓喜で世界的な注目を集め、世界中から祝福された。ただ来月に開幕する次なる4大大会・ウィンブルドン選手権では、このペアは実現しない。プッツが混合ダブルス出場を回避するからだ。

 加藤は、失格処分後に主審から「もしボールキッズが男の子だったら、大丈夫だったでしょう」と言われたことなどを明かした、テニスメディア「クレイ」のインタビューで、混合ダブルスのパートナーに関しても「(オースティン・)クライチェク(米国)とは友達だし、いつか一緒にプレーするかもしれない」と語った。

 さらに、1年8か月ぶりの復帰戦で優勝を飾った、親交のある錦織圭(33=ユニクロ)へ声をかけることについては「もう何度もトライした。でも圭には断られた」と答えた。