元テニスの世界女王・モニカ・セレスさん(49=米国)を試合中に背後から刺した男が昨年8月に死去していた。
ドイツメディア「ビルト」によると、1993年4月、ハンブルク(ドイツ)での試合で、当時世界ランク1位のセレスさんの背中を刺したギュンター・パルシェが昨年8月に68歳で亡くなっていた。亡くなる前の14年間は老人ホームの一人部屋で生活。緩和ケアを受け、亡くなる前の4週間は動けず、ベッドで横になっているだけだったという。
パルシェはセレスさんのライバルだった元世界女王シュテフィ・グラフさん(ドイツ)の熱狂的なファン。自分のアイドルから世界ランク1位の座を奪ったことを恨み、セレスさんがテニスができなくなるようにするために起こした卑劣な犯行だった。
ドイツメディア「Welt」によると、パーチェは2年間の執行猶予付き有罪を言い渡され、犯行から判決までの数か月間だけ刑務所にいたが、その後釈放されていたという。
セレスさんは心身共にダメージを受け、ツアー復帰に2年以上を要し、その後も精神的な影響に苦しんだ。
二度と起きてはいけない衝撃的事件だった。













