米国レスリング少年の〝不意打ちKO動画〟が物議を醸している。

 米ニュースサイト「TMZスポーツ」など複数の米メディアによると、事件は8日にイリノイ州オークパークのオークパーク・リバーフォレスト高校で行われた、レスリング・トーナメントの3位決定戦で起きた。14―2のスコアで圧勝した14歳の少年レスラーが対戦相手に握手を求めたが、敗れた少年(14)はパンチ一発。強烈な右ストレートを顔面に放つと、勝利した少年はマットに崩れ落ちて動けなくなった。

 殴られた少年は鼻から出血。警察も調査を開始する事態となったが、この〝不意打ちKO〟の衝撃的な動画が公開されると、波紋を呼んだ。さらに不意打ちをくらった少年の両親が告訴を決めたとも報じられていた。

「TMZスポーツ」によると、こうした事態を受け、殴った14歳少年は20日にオークパーク警察署から警告を受けた。少年が「試合に負けたことに腹を立てて相手を殴った」と警官に認めたからだという。

 殴られた少年は今週から練習に復帰。当たり前の話だが、レスリングでは試合中も試合後もパンチは許されない。