柔道・東京五輪男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(27=パーク24)は、今までのうっぷんを晴らす覚悟だ。

 グランドスラム(GS)ウランバートル大会(23~25日)の前に、21日までに報道陣の取材に対応。「体重ももう100キロ近い状態で練習をしているので、減量は全然問題ない。練習も試合のエントリーとかを見て、どういった柔道をしていくのかというところを突き詰めながらやるようにしている」と手応えを口にした。

 4月の全日本選抜体重別選手権で優勝を果たしたが、東京五輪後は国際大会で思うような結果を残せていない。「後手後手に回ってしまっていた。相手に先に組まれてしまったり、自分自身の組み手のスピードが遅くて、先に技をかけることができずに負けてしまったってところがあった」と敗因を分析。練習の中で先に組まれた場合の対処法、先に技をかけるためのポイントなどをチェックし、改善を図ってきたという。

 パリ五輪までは約1年1か月。代表入りへ、ここで黒星を喫するわけにはいかない。「しっかりと自分自身の復活をアピールできるような大会にして、パリ五輪に向けて勢いづける大会にしたい。今回の大会で勝つか勝たないかで、かなり評価も変わってくると思っている」と気合十分。再び輝きを取り戻すことはできるか。