柔道の世界選手権(7日開幕、ドーハ)をウクライナがボイコットする見通しとなった。同国メディア「Suspilne Sport」に、代表ヘッドコーチのビタリー・ドゥブロワ氏が明かした。

 国際柔道連盟(IJF)がロシアとベラルーシの選手について「中立」を条件に個人資格で出場を容認。同コーチは最終エントリー選手に両国の選手が含まれたことを確認したが、ロシア選手のほとんどが軍関係者だと指摘。「常識が広まることを待ち望んでいたが、ロシアのブルーが勝った。控えめにいってすべてが醜い。彼らが軍服を着て写真を撮ったり、表彰を受け取ったりしする写真がネット上にたくさんあるが、誰もチェックしていない」と批判し、大会不参加を表明した。

 東京五輪女子48キロ級銅メダルのダリア・ビロディド(22=ウクライナ)は大会前に自身のSNSで「世界選手権に出場するのは軍関係者ばかり。毎日ウクライナ人を殺害しているテロリスト国家の軍人を国際大会に参加させることは容認できない」と批判していた。

 IJFの対応に注目が集まりそうだ。