レスリングの明治杯全日本選抜選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)2日目(16日、東京体育館)、女子53キロ級で東京五輪金メダルの志土地真優(25=ジェイテクト)は21年世界選手権優勝の藤波朱理(19=日体大)に準々決勝で敗れた。メダルを獲得すればパリ五輪代表に決まる世界選手権(9月・セルビア)への出場権を得られず、パリ行きが厳しくなった。

 試合後は「組み手も上手だし、技術面やメンタル面もトップレベル。手足も長くて、レスリングがすごい上手」と藤波を絶賛。「積極的にタックルを仕掛けようと考えていたが、ディフェンスが強く、思うようにいけなかった」と目に涙を浮かべ、悔しさをにじませた。

 急成長する若手について「今回は絶対に藤波選手とやりたいと思っていたので、対戦できたことはすごくうれしかった。東京五輪が終わって、パリに向けてレスリングを続けた理由としても藤波選手に勝ちたいという思いがあった」と待望の対戦であったことを明かした。

 気になる今後については「どんな形になるかは分からないが、一回しっかり休んで。コーチと相談して、しっかり計画をたてたい。このまま終わるのは悔しい」と語るにとどめた。