格闘技イベント「RIZIN.43」(北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)で、RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(33=ブラジル)に挑戦する鈴木千裕(24)がまさかのビーストボムでのKO勝利を予告した。
大一番を目前に、シャドーやミット打ちで順調な仕上がりを見せた鈴木は「コンディションはいつも通りです。特に変わりなく…。あとは風邪とかひかなければバッチリ」と胸を張る。試合に向けて「テーマはもちろんKOして、王者になることです。引き込まれるか、打撃で倒すかのどちらかだと思うので。僕は打ち合いに持ち込みたいです」と相手の寝技に付き合わずに打撃で沈めたいとした。
一方で王者の打撃については「強いと思います。寝技が突出しているので注目されないですけど、打撃はああいう細身の人が実は強いんで。一発はあると思うので」と警戒。「タックルにつなげる打撃とダメージを与える打撃とで使い分けている印象です」と分析した。
それでも、最大のポイントはその組み技と寝技にどう対するかになる。組み技については「研究したところで…と思っているので、最初から『バン!』とぶつかっていきたい。チャンピオンになるには何かをかけなきゃいけないので。リスクなくチャンピオンになる人は見たことがないですよね」と勝負に出ると明言。そして「僕は最初じゃないですか。一発目に勇気を出して前に出るというのが。そういうリスクを取って攻めるのが価値があって代償があるのかなって。組み付かれたら剝がせばいい」と〝出合い頭の一撃〟を予言した。
さらに「ボブ・サップも言ってたんですよ。『パワーの前に技術は無力だ』って。みんな難しく考えすぎなんですよ。テクニックで対応しようと思うからやられちゃうというか」とビーストインスパイア系の持論を展開する。そして「ねちっこくしないで豪快に倒す、豪快にはがすっていうのがいいかなって。みんなそれが見たいじゃないですか。やるなら豪快にやって、やられるなら豪快にやられる」と力説だ。腕十字や三角絞めで捕獲された対策について「極論、持ち上げてバーン!って叩きつければ外れるわけじゃないですか。だから踏ん張るしかないんですよ。決められた時にただ負けるのは嫌じゃないですか。ガムシャラに踏ん張るしかない」とシンプルな脱出策を披露。〝もしも三角で捉えられたらサップばりのビーストボム(パワーボム)でKO勝ちか〟と問われると「しかないんじゃないですか」と不敵な笑みを浮かべるのだった。












