北京五輪でドーピング陽性が発覚したロシアのカミラ・ワリエワを育てる〝鉄の女〟ことエテリ・トゥトベリーゼ・コーチの愛娘が、ロシアからジョージア代表に国籍を変更した。

 ロシアとベラルーシの選手は国際舞台から除外されており、国籍を変更する選手が出てきている。ロシアメディア「スターヒット」などによると、北京五輪アイスダンスでロシアオリンピック委員会(ROC)代表として出場したトゥトベリーゼ氏の娘のダイアナ・デイビスとグレブ・スモルキン組がジョージアへの移籍を発表した。

 同メディアによると、デイビスとスモルキンは、「私たちを応援してくれた、そしてこれからも応援してくれるファンの皆さんに感謝します。私たちのスポーツ人生の新しい章が始まりました。競技用の氷の上に出ることを本当に楽しみにしています」と語っている。

 また、ロシア代表のエレーナ・チャイコフスカヤ監督は「デイビスとスモルキンからの移籍申請はなかったが、5月22日にジョージアから移籍許可を求めるリリースを受け取った。我々はこの問題を調べ、実行委員会の事務局は5月25日に2人の移籍を許可することを決定した」と説明。

「彼らは北京五輪後1年半は大会に参加せず、資金も使っていない。彼らはロシアに来なかったので、私たちは彼らを解放した」と話した。

 ロシアの名伯楽タチアナ・タラソワ氏は「連盟は正しいことをしたのでしょうか? もちろんです! 人々が望むように生きることを禁じてはいけません」と賛同している。

 トゥトベリーゼ氏は、ワリエワやアリーナ・ザギトワら10代の選手を厳しい指導で世界トップ選手に育てたことで知られている。