これが〝勝負師〟の底力だ。スケートボード・ストリートの新設大会「UPRISING TOKYO」最終日(28日、有明アリーナ)、男子決勝が行われ、東京五輪金メダルの堀米雄斗(24=MIXI)が87・94点で初代王者に輝いた。
自由に60秒間滑る「ラン」3本のベストスコアで争う戦いは、2本目を終えた段階で表彰台の圏外だったが、最終3本目にフルメークの滑りを披露。地元・江東区の一戦で逆転優勝を飾り「たくさんの人が見にきてくれて自分もすごくうれしい。自分の滑りを最後にちゃんとできたのはうれしかった」と笑みを浮かべた。
第一人者として世界で活躍する一方で、今大会のコースの設計に関する助言を送るなど、文化的な側面からも競技の普及に尽力。「本当のスケボーの楽しさも魅力も伝えていきたいし、大会だけでは分からない部分もある」と語気を強めた。
連覇のかかるパリ五輪まで1年あまり。「五輪予選をちゃんとクリアして、チケットを確実につかみたい」。堀米が見据える世界の実現へ、多様な角度から活動を展開していく。












