立憲民主党の岡田克也幹事長(69)は23日に国会内で開いた会見で、次期衆院選における共産党との連携などについて言及した。
岡田氏は冒頭、衆院小選挙区の「10増10減」を踏まえ、区割りが変わる福島2区に旧民主党政権で外相を務めた経験を持つ玄葉光一郎氏の擁立で決まったことを発表。ほかにも衆院選で泉健太代表を本部長とした総合選対本部の設置を表明した。
次期衆院選で日本維新の会の躍進がささやかれる中、立憲民主党内で「共産党と選挙協力を行うのか」との声が出ている。
一昨年の衆院選で枝野幸男前代表は自民党に敗北を喫した際、自身が共産党との連携強化を推進したことに「間違っていなかった」と強調している。
次期衆院選をめぐっては「〝立憲共産党〟で何が悪いんだ」とツイートした立憲議員もいるほどだが、岡田氏は衆院選で共産党とどのような関係を望んでいるのか。
「(共産党との関係は)誤解を招かないようにしたいと思います。これまでの総選挙は、(一般紙で)『立憲共産党』と書かれました。私も選挙区をまわっていて、非常にそのことが印象付けられていた」とした上で「もともと(自民党の)麻生さんが言い出したことだと思いますが、それが行きわたって誤解を招いたこともあるんじゃないかと思います。(次の衆院選は)誤解を招かないようにしたい」と述べた。
「誤解を招かないようにしたい」とあいまいな説明に終始する岡田氏に二の矢が飛ぶと…。
岡田氏は「具体的に(候補者が共産党と選挙)協力しているとか、そういうことは、私は少なくとも認識していません。選挙協力という…現場でそういうことがあるんですかね。あるところ(選挙区)はあるのかもしれませんが、地域よって違いはあると思います。(選挙協力の)文書を交わして『これはまずいよ』となったところもある。平均的には、協力しているということでは、私は(前回の衆院選で)なかったと思っています」と語った。
立憲の泉健太代表は先週、テレビ番組に出演した際に日本維新の会や共産党とは選挙協力や候補者調整を行わない考えを表明。これに共産の志位和夫委員長が「直接聞いていない」と反応し、小池晃書記局長も22日に「泉氏の態度が変わらないのであれば、(独自に)積極的な擁立を進めていく」と話すなど、すきま風が吹き込んでいる。立憲はこのまま、野党第一党の座を守ることができるのか。












