卓球女子の平野美宇(23=木下グループ)は、大一番に向けて確かな自信をつかんだ。
3月末の段階でパリ五輪の選考ランキング3位につけていた平野は、代表選考会の全農カップ・トップ32平塚大会2日目(7日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館)の順位決定戦に登場。5、6位決定戦で長﨑美柚(20=木下グループ)に4―0のストレート勝ちを収めた。5位で今大会を終え、60点の積み上げに成功。シングルス代表圏内の2位に浮上した。
今大会は準々決勝で張本美和(14=木下アカデミー)に敗れるも、気持ちを切り替えてきっちりポイントを奪取。「順位決定戦に臨むのが3回目だが、去年はここで心が折れてしまった。前日の負けを引きずってしまっていた」と反省し「今回はそういう試合はしないように決勝のような気持ちで臨んだ」とメンタル面を修正。「昨日から比べるとすごくどんどん多くなっている実感があった」と収穫を口にした。
初戦は固さがあったが、敗色濃厚の場面から逆転勝ち。卓球関係者が「1回負けたようなものだから、そこから動きが変わった」と明かすように、1試合ごとに状態を上げた。平野は「練習では結構調子がいいときが多かったが、試合になるとかみ合ってないときがあった」と振り返りつつ「2回戦から自分の感覚的に練習でやってきたことが試合に出せていた。最後の試合が一番よかった」と笑顔を見せた。
世界選手権に向けて手応えをつかんだ平野。世界の猛者を相手に、ハリケーンを巻き起こすことはできるか。












