卓球の第4回パリ五輪代表選考会全農カップ・トップ32平塚大会初日(6日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館)、女子準々決勝が行われ、平野美宇(23=木下グループ)は張本美和(14=木下アカデミー)に2―4で敗れ、順位決定戦に回った。
キーポイントとなったのは、2―1とリードして迎えた第4ゲームだった。張本の力強い攻撃の前に、守りに入るシーンが目立って11―13で落とした。その後は張本のペースで試合が進み、流れを引き戻すことができなかった。平野は「今考えれば、もう少しリードしている前半に、もっといろいろ挑戦してみればよかったんじゃないかなと思った」と悔しさをにじませた。
大会前の段階でパリ五輪の選考ランキングは3位。昨年11月の全農カップ・トップ32船橋大会で優勝を果たすなど、着実にポイントを積み上げている。しかし、今大会から獲得ポイントが2倍となり、一戦ごとの重要性が増す。5位なら60点を獲得できるが、8位だと30点どまり。順位決定戦で1つでも上に食い込む必要がある。
「明日(7日)は順位決定戦だが、順位決定戦と言えないぐらい大事。本当に今日と同じくらい、決勝くらいの気持ちで自分自身は戦いたいなと思う」と気持ちを切り替えた。
この日は初戦でいきなり苦戦を強いられた。「1回戦で本当に崖っぷちだった。正直もうこれより下はもうない」。白星奪取へ、失うモノはなにもない。












