大きな大きな1勝だ。卓球の第4回パリ五輪代表選考会全農カップ・トップ32平塚大会初日(6日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館)、女子準々決勝が行われ、張本美和(14=木下アカデミー)が平野美宇(23=木下グループ)を4―2で下し、4強入りを決めた。
中学3年生が東京五輪代表に一歩も引かない戦いを見せた。第3ゲームを終えて1―2とリードを許す展開だったが、第4、第5ゲームを連取。逆転に成功すると、第6ゲームも流れを渡さなかった。張本は「まさか勝てるとは思っていなかった。(平野)とやったことなかったので、一球一球しっかり考えて頑張ろうという気持ちでやった。勝ててすごいうれしい」と声を弾ませた。
張本と平野はTリーグの木下アビエル神奈川でチームメート。「結構毎日練習させていただいて、ちょっと違う部分もあれば、一緒というか、いつも通りのところもあった」と笑いつつも、試合が始まれば話は別。「自分のやることは変わらずにできた。昔の自分だったら『強いな』と思ってあきらめてしまうところを、どれだけ離されても、離してもしっかり新たに戦術を組み立てていくことを意識した」と振り返った。
兄・智和(19=智和企画)も準決勝にコマを進め、兄妹での頂点取りも現実味を帯びてきた。張本は「もちろん目標は優勝だが、一戦一戦あきらめずに最後まで頑張りたい」と気合十分。最後まで自分のパフォーマンスを貫く。












