格闘技「RIZIN.42」(6日、東京・有明アリーナ)で木村〝ケルベロス〟颯太と対戦する元K―1ファイターの城戸康裕(40)が、SNSでの過激なアオり合いが横行する格闘技界に苦言を呈した。
4日、都内で行われた出場選手インタビューに出席した城戸は「Kー1を辞めてから半年たつんですけど、声をかけてくれている人に『RIZIN決まった』というと『ウオー!』みたいにテンション爆上がりしたので良かったです。MMAの中にキックを入れさせてもらっているという感覚はあるので『キックボクシングは面白いんだぞ』というのをしっかり見せたい」と意気込み。無数のオリジナル技があると突然告白すると「城戸ブロー、城戸落とし、城戸コプターとかあるの。今回は城戸コプターで決めたい」とうそぶいた。
そんな城戸の口調が変わったのが、対戦相手からSNSで仕掛けられた〝アオり〟の話題になった瞬間だ。今回も木村からは「負けたら引退しろ。土下座しても許さんからな」「昔強かったおっさんかしらんけどいつまでも居座んな」などと過激な言葉で挑発されたが無視を貫き通した。これに城戸は「なんで俺に怒っているのかさっぱりわからない。俺が何をした? 相手とはなんの因縁もないわけです」と話す。
さらに「18個(年齢が)違うんですよ。俺は彼が生まれる前から格闘技をやっているわけじゃないですか。何をしたわけじゃないけど大先輩ですよ。例えば、巨人の選手が明日対戦する広島のピッチャーの大先輩に『お前の球なんか遅いんだよ。引退しちまえ』って言ったら、メチャクチャ怒られて、球団に謹慎させられるでしょ。これが格闘技で許されるのは良くない。大谷選手がこんなことするか。これは格闘技界の闇だと思う」と力説した。
格闘技界の今後のためにこうした〝流行〟に歯止めをかけるべきとして「『野球、サッカー、格闘技』にするにはそれが大事。F層(女性ファン)は『お前! コノヤロー!!』なんて言ってたらつかめないでしょ。そういうことはやめましょうよ。そういう売り方でバッと燃えるようなのはあると思うんです。アマチュアの団体でそういうので面白い部分はあります。でもキックボクシングとかの最高峰なら崇高な…。WBCとかワールドカップのような、選手のすばらしさを見せていかないと、格闘技界は広がらないし、そうするべきだと思います」と語気を強めた。












