北京五輪のスピードスケート女子で1000メートルの金を含む4個のメダルを獲得した高木美帆(28=TOKIOインカラミ)が放つ〝オーラ〟は、若きスケーターに強烈なインパクトを残した。
26日に都内で開催された日本スケート連盟の年間表彰式に出席した高木は、年間最優秀選手賞にあたる「JOC杯」を受賞。「私自身として成長していきたいなという部分もあるし、また別のところでこういうふうに結果を評価していただけるのはすごいありがたい」と謝辞を述べた。
この日はスケート競技の選手が一同に集結。フィギュアスケート女子で世界ジュニア選手権覇者の島田麻央(14=木下アカデミー)が「テレビで見ていた選手なので、同じ場所にいるのが不思議な感じがした。しゃべってはいないが、写真は撮ってもらった」と言えば、同男子で四大陸選手権&世界ジュニア選手権を制した三浦佳生(17=オリエンタルバイオ・目黒日大高)も「五輪で見ていて感動したけど、いるわ…」と大興奮。五輪のテッペンを知る高木の存在感は、誰よりも際立っていた。
そんな高木は2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪で「1500メートル金メダル」を目標に掲げている。オフシーズンは「昨季はうまく体を使えていなかった」との反省を生かしつつ「体のどこかを特別に鍛えるというよりは、もうちょっと体をフラットにというか、自由に使えるようにしながらトレーニングしていきたい」。年齢による体の変化を感じているからこそ、改めて己を見つめ直していく方針だ。
今後はあくまで1500メートルに軸を置くが、練習では短距離と長距離の両方に取り組む。「結局私の競技はどの能力も鍛えていかないと伸びていかない」。自ら決めた道を真っすぐ進む姿勢は、スケート界全体にとって大きなプラスとなりそうだ。












