〝戦うシングルマザー〟ことボクシング元WBO世界女子スーパーフライ級王者・吉田実代(35)が23日、都内で自身初の写真集「VOLCANO」(双葉社)発売記念イベントを行い、世界王座返り咲きを誓った。

 昨年12月から米ニューヨークに拠点を置き新たなチャレンジをスタート。2月に現地で試合を行う予定だったが、ビザの関係で実現できなかった。ビザの手続きは3月中旬に完了し、米国で行う27日の試合のオファーが来た。この日のイベントが決まっていたため、強行日程となったが「時差とかもあるけど、自分だったらできるだろうと。ここが頑張り時だと思った。(今月をパスすると)次が6月以降になってしまうので」と気合十分だ。

 まずは米デビュー戦で勝利をつかむことが最優先。その先については「しっかり米国で名を残して世界タイトルを奪い返そうと。まだ何のタイトルになるかはわからないけど、世界タイトルをまた取ろうと思っている。どちらかというと防衛というより、チャンスがあれば、階級問わずチャレンジしたい。ニューヨーク以外でも各国問わず戦っていきたい」。デビュー戦勝利なら次戦がタイトルマッチになる可能性もあるという。

 また写真集についてはオファーがあったとき戸惑いもあったが「生い立ちを含めて自伝を出すのが夢だけど、まだ圧倒的に知名度もない。米国で成功して人間的にも成長したら本が出せるかなと思っていて、写真集はその第一歩として等身大の自分を撮ってもらおうと思った」。撮影は昨年11月に父の出身地で自身が観光親善大使を務める鹿児島・沖永良部島で行った。鍛え上げられた肉体美も見どころの一つだ。