立憲民主党は20日、千葉県浦安市で開いた衆院千葉5区補欠選挙(23日投開票)の応援演説会に野田佳彦元首相(65)や蓮舫氏(55)など総勢15人の国会議員を投入した。

 同補選は、政治資金規正法違反の罪で略式起訴された元自民党の薗浦健太郎氏の辞職に伴うもの。

 岸田文雄首相が自民党の重点選挙と位置付けた同補選は当初、各党が候補者を擁立し乱立。ところが選挙戦終盤戦を迎えて、自民党公認・えりアルフィヤ氏と立憲・矢崎堅太郎氏の一騎打ちムードになってきている。

 野田氏と蓮舫氏は自民党の問題について熱弁を振るった。

 最初にマイクを握った蓮舫氏は「今回の補欠選挙にかけられたお金は2億円です。自民党が起こした〝政治とカネ〟の問題なのに、なぜみなさんの税金で埋めるのか。最大の無駄遣いです」と強く訴えた。

 千葉県に選挙区を持つ野田氏は「千葉5区の補選は(自民党)政治とカネの不祥事です。それなのに自民党は公募までして候補者を出してきた。まったく反省していないと思います」と声を張り上げると、数百人の聴衆から歓声を浴びた。

 一方、自民党はえり氏の応援に連日、茂木敏充幹事長を始めとした党幹部や小泉進次郎氏などの人気国会議員たちが応援に駆け付けている。

 永田町関係者は「最終日(22日)は岸田首相がえり氏の応援で千葉5区に入る予定です。両党とも総力戦。どちらが勝つのか最後までわからない展開です」と指摘する。