【米国マサチューセッツ州ボストン16日(日本時間17日)発】レッドソックスはエンゼルス戦前、ワールドシリーズを制した2013年のメンバーやコーチ、その家族を招いての10周年セレモニーをフィールド上で行った。

 オルティス、ペドロイア、田沢純一、ビクトリーノ、ラッキー、レスターらが登場し、大トリで絶対的守護神としてファンのハートをつかんだ上原浩治氏(48)が当時のテーマソング「サンドストーム」をバックに一塁側ダッグアウトを飛び出すと、フェンウェイ・パークは一番の盛り上がりを見せた。

 チーム、そしてファンのリスペクトを感じた瞬間だ。

 セレモニー前に取材に応じた上原氏は「懐かしい仲間がいっぱいいて、すごくうれしかった」と話し、開幕直後にボストン・マラソン爆破事件が起こった10年前のシーズンについては「優勝ももちろんですけど、そこも大きい部分ではある。(毎年)ボストン・マラソンがあると、間違いなくそれを思い出す」と振り返った。

 上原氏は今季から新ルールとして採用されているピッチクロックの時間制限について、熱く語った。

「昨日も見ていたが、なんか急がされている感じがすごくするなってのがあるので、時間短縮は反対ではないが、もう5秒遅くしてもいいんじゃないのって」

 ピッチクロックは走者なしで15秒、走者ありで20秒以内に投球動作に入らないと1ボールが宣告される。「20(秒)、25(秒)ぐらいにしてもいいんじゃないかな、ちょっと早すぎるんじゃないかなって」と語った。

 その上で「なんか試合を見ていても、秒数の方に目がいっちゃうんで。ちょっと野球の方に目がいかないような感じがあるので、もうちょっと野球を楽しませてほしいなと思う」と指摘した。