新日本プロレス15日(日本時間16日)の米国・ワシントン大会で、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(33)が2冠取りへいきなりつまずいた。

 ヒロムは5月3日福岡国際センター大会で、IWGP世界ヘビー級王者のSANADAに挑戦する。勝てば史上初の2階級同時制覇という快挙を達成するが、その前の4月27日広島大会では金丸義信と、保持するIWGPジュニア王座V4戦を控えている。この日の大会では内藤哲也と組みSANADA、金丸組と対戦した。

 挑戦する相手と挑戦を受ける相手両方との前哨戦で、ヒロムは持ち前のエネルギッシュなファイトを展開。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを脱退し現在「Just 5 Guys」で活躍するSANADAには、ドラゴンスクリューを見舞っていく。さらに終盤に金丸と対峙すると、ファルコンアロー、コーナーへのデスバレーボムで攻め立てた。

 しかしTIME BOMBを切り返されると、エビ固めで丸め込まれる。これを返そうとしたところを、足4の字固めに捕らえられながらのエビ固めで再び押さえ込まれ、技ありの3カウントを奪われてしまった。

 米国の地で勢いをつけたかったところだが、逆に金丸の脅威を再認識する結果に。ヒロムは「前哨戦1発目、ミスったぜ。非常にソーリーね。ノブおじ(金丸)! 油断してたわけじゃないよ、もちろん。十分にあなたが怖いことを知ってる。どうやら俺はSANADAに注目しすぎたのかもしれない」と反省の弁を述べた。

 もちろんジュニアのベルトを巻いたままヘビー級王座奪取という夢への気持ちは変わらない。米国から帰国後すぐに次期シリーズが20日奈良大会で開幕。タイトルマッチが2試合という超ハードスケジュールにも「誰よりもキツイ、誰よりも過酷ななかで、誰よりも最高な興奮、手に入れてやるよ」と決意を新たにしていた。