競泳女子の池江璃花子(22=横浜ゴム)は、4冠締めにも慢心なしだ。
日本選手権最終日(9日、東京アクアティクスセンター)、50メートル自由形決勝では、白血病を発症後自己ベストとなる24秒74で優勝。世界選手権(7月、福岡)の派遣標準記録(24秒70)には0秒04届かなかったが「代表に選ばれていても、世界に置いて行かれるレースになると思う」と冷静に自己分析した上で「期待を背負いすぎて、50の自由形がキツいなと感じるのは嫌だった」と前向きに振り返った。
今大会は4種目で頂点取り。バタフライ2種目(50&100メートル)で世界選手権切符を手にした。一昨年の東京五輪はリレーで出場したものの、白血病を発症後に個人種目で日本代表入りを果たしたのは今回が初めて。「日本より世界で戦うことの方が楽しみ」と声を弾ませた一方で、世界との差も実感している。
「まずはスタートの部分を改善していく。あとは50の種目で優勝できているのにもかかわらず、なかなか100のレースの時に、前半から積極的に行くことが最近はできていないことが多い。前半から積極的に行くレースをして、海外の選手たちの波に飲まれないようにしたい」
現在はまだ道半ば。まずは24年パリ五輪に向けて、世界の舞台で現在地を把握する。












