菅義偉前首相(74)は統一地方選挙前半戦の神奈川県議会選挙、横浜、川崎、相模原の3政令市議会選挙(9日投開票)で連日、自民党候補者の応援を行っている。
5日、菅氏は横浜市のたまプラーザ駅東急前で開かれた自民党候補者の合同演説会に参加。人口減少や少子化対策、新型コロナウイルス禍や物価高で疲弊した地域経済活性化などをめぐり、与野党の舌戦が繰り広げられているなか、菅氏の声を聞こうと数百人の聴衆が集まった。
菅氏は候補者を応援するとともに地元の有権者たちと写真撮影に応じるなど、一人ひとりに「ありがとうございます」と声をかけていた。
昨年の参院選では安倍晋三元首相が凶弾に倒れたことで、地元選出の候補者の応援の際に憔悴した表情を見せて周囲を心配させたこともあった。
「菅氏は党内外でも存在感を示しています。超党派の日韓議員連盟の新会長にも就任した。選挙戦での人気だけでなく、日韓関係改善の旗振り役としても期待が持たれています」(自民党関係者)
街頭演説は、有権者と距離が近いため襲撃リスクが高まることが指摘されており菅氏の選挙応援では、神奈川県警による要人警護の警察官の数が際立った。
「選挙の警護は一番難しいです。政治家の選挙活動は、多くの有権者に投票してもらうため、握手など触れ合いを大切にして支持を訴えます。警察は安倍氏の銃撃事件を教訓にしており、警備計画を作成して万全を期しています」(警察庁関係者)
来週11日は衆院山口2区と4区の補選(23日投開票)が告示。安倍氏銃撃事件後に行われる選挙でもあり、要人警護も注目される。












