新日本プロレス2日の後楽園大会でKOPW保持者・鷹木信悟(40)がアーロン・ヘナーレ(30)との争奪戦を制し、タイトル防衛に成功した。
時間無制限で3カウントフォール、ギブアップ、10カウントダウンすべてを奪った選手が勝者となる「アルティメット・トライアドマッチ」は文字通りの死闘となった。アルティマ(フルネルソン)で取られたギブアップを、鷹木はグラウンドコブラで奪い返す。さらに逆さ押さえ込みで3カウントを奪い王手をかけるが、ヘナーレ必殺のStreets оf Rage(変型デスバレーボム)でフォールを許し、タイに持ち込まれる。
壮絶な消耗戦は35分過ぎになっても続き、互いに意地と意地を張り合う打撃戦が続く。一進一退の攻防からヘナーレのヘッドバットを浴びた鷹木だったが、渾身のパンピングボンバーを発射。両者がマットに倒れてダブルダウンカウントが数えられる。カウント9で立ち上がった鷹木の真横でヘナーレは立ち上がれず、ついに激闘に終止符が打たれた。
38分15秒に及んだロングマッチに疲労困憊の鷹木は、試合後のリング上でマイクアピールする力も残っていない。高橋ヒロムの肩を借りて退場し、ノーコメントのまま控室へ姿を消した…かと思いきや数分後にバックステージに登場。「今日こそ、たっぷりマイクしてやろうと思ったのに…。いやあ、ヘナーレ強すぎだ。アイツのおかげで鷹木信悟、また強くなれた。お前には感謝するぜ。今回は最高に面白いルールありがとうな」と挑戦者を称えた。
その後もコメントが止まらない鷹木は「次の挑戦者、誰もいないか。たっぷりハードル上げたからな。6月には禁断の扉とかもあるらしいな」と、米国・AEWとの合同興行(6月25日、カナダ)にも言及。クラウディオ・カスタニョーリ、サモア・ジョー、ブライアン・ダニエルソンらの名前を列挙し「誰もが行けるわけじゃないかもしれないが、このベルト持ってるんだ。AEWさんよ、俺にもちゃんとオファーくれよ」と参戦を熱望した。
これだけしゃべってもKOPW保持者はまだまだ帰らない。鷹木のコメントは8日両国国技館大会で行われるIWGP世界ヘビー級王座戦(王者オカダ・カズチカVS挑戦者SANADA)にまで波及。「俺に勝ったんだ、2月(大阪大会)。オカダ、簡単に負けるなよという気持ちと…SANADA。せっかく覚悟持ってLIJ辞めたんだからよ。中途半端な覚悟を見せるんじゃねえぞ。今度は俺にとくと嫉妬させてみろ」と、複雑な心境を明かした。
最後は「今日はもうダメだ、長くしゃべれねえ…」とつぶやきながらようやく控室へ。すべてを出し尽くし一時はノーコメントかと思われた鷹木の談話は実に5分30秒に及んでいた…。












